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ピーター(ピート)・ A・ モース

 

バーンズ&ソーンバーグ法律事務所の本拠で最大オフィスであるインディアナポリス事務所で、労働雇用法部門アドミニストレーターを務めるパートナー。グローバル法務サービスグループ共同代表者、マネージングコミッティ委員を務める。

 Best Lawyers in America®誌では、労働雇用法部門Lawyer of the Yearに幾度も選出されている。公民を問わず、従業員数20名から20万人に及ぶ様々な規模の企業クライアントに対し、労働法の「フルサービス」弁護士として、全米50州で幅広い法務サービスを提供している。

 訴訟弁護士としては、不当解雇、差別、報復、セクシャルハラスメント、ERISA(従業員退職所得保障法)違反、契約違反等の雇用法関連の訴訟抗弁に加え、従業員との競業避止義務契約、給与/労働時間に関する調査、団体訴訟、従業員構成の再編、学校、大学に対する独特な法律に関するアドバイスのほか、軍隊/政府と契約を結んでいる企業及び様々な業界の企業に、Qui tam訴訟、False Claim Act(虚偽請求取締法)、FDA(食品医薬品局)、RICO法、FCPA(海外腐敗行為防止法)、告発提起等に関する法的アドバイスを提供している。州裁判所、連邦裁判所に加え、EEOC(均等雇用機会委員会)、OSHA(職場安全衛生庁)、NLRB(全国労働関係局)、労働省等における手続でも数多くの企業を代表しており、特に、労働時間/賃金問題、Exempt従業員問題、インデペンデントコントラクター、Donning and Doffing(安全具等の着脱時間の実働扱い)などに関する従業員からの訴訟を数多く手がけている。

 労働法関連では、詳細な労務対策の構築、ポジティブな雇用関係のトレーニング提供、組合組織化対策のキャンペーンの手法アドバイス、及び複数州での仲裁や団体給与交渉、ストライキ、不当雇用申立て、二次的ボイコット、10(j) 一時的差止めなどを含め、広く企業クライアントに労組対策のアドバイスを提供している。特に、人件費を抑えながら生産性を高めるクリエイティブな団体交渉の手法は、初回契約の交渉から長年に渡って継続してきた契約の更改に至るまで、高い評価を得ている。これまでTeamsters(トラック運転手組合)、Steelworkers(鉄鋼)、UAW(アメリカ自動車)、UFCW(国際食品商業)、Canadian Auto Workers(カナダ自動車)、IBEW(国際電気工)、公益事業、サービス業、UNITE(縫製・繊維)、PACE(紙・連合産業・化学・エネルギー)、金属薄板製造工、SIEU(国際サービス業従業員)、大工など、多くの労働組合と労使交渉を行っている。

 法務サービスでは問題の未然予防、プロアクティブな解決を重視しており、日常的な法務相談、雇用の法的監査、「ベストプラクティス」ポリシー確立のためのアドバイス提供のほか、ハラスメントトレーニング、ADA(米国身障者保護法)やFMLA(家族医療休暇法)の積極的マネージメント、リスクマネージメント等の法的トピックから、文化、多様性などの認識、効果的な従業員指導法、人材維持、従業員参加プログラム、法務費用マネージメント、リクルート、オリエンテーション、リコグニション(従業員の能力、功績を認め、称える)プログラムなど、幅広いトピックで企業向けトレーニング、セミナーを数多く実施している。更に、雇用契約、コンサルティング契約、就業規則、競業避止義務契約、守秘義務契約、解雇退職条件等の作成、レビューを行っている。最近では、クライアント企業での組合化の察知と迅速な回避対策を図るため、Rapid Response Team設定による全社的、全米的マスター契約作成を手掛けた。

 米国内の企業法務サービスに加え、在米日系企業、在米外国企業、及び、海外の米国企業に多くのクライアントを持ち、駐在員、外国人との雇用契約、独禁法問題、就労ビザ、国際的な雇用に関する契約、解雇、出向契約など、グローバル法務サービスにも豊かな経験と実績を持つ。インディアナ州政府による貿易使節の一員として、ペンス、ダニエル前州知事と共に日本をはじめとする海外を訪問。メキシコ政府では労働法顧問弁護士を務めているほか、インディアナ州日米協会の執行役員、世界的な法律事務所のネットワークであるTerraLex理事、同組織の国際労働法グループの共同会長を務めるなど、事務所の国際的な展開を担うグローバルサービスグループを牽引している。更に、日本政府及び米国国務省より名誉日本領事に任命されている。これまでに、政府の公式労働法顧問弁護士であるメキシコをはじめ、カナダ、日本、タイ、ベトナム、韓国、シンガポール、マレーシア、中国、ウクライナ、ロシア、ハンガリー、フランス、英国、スコットランド、アイルランド、ドイツ、イタリア、ベルギー、スウェーデン、ブラジル、チリ、スリランカ、インド、トルコ、イスラエル、南アフリカ、プエルトリコ(以上、頻度順)の法務を取り扱っている。

 外国企業に対し、外国人エグゼクティブを対象にした法律、文化に関するトレーニング、セミナー提供等に加え、地元政府とのパイプ役として米国での事業展開を広くサポートしている。また、多くのクライアント企業で外部顧問弁護士を務める。Best Lawyers in America®に度々名を連ね、Indiana Super Lawyerには表彰の開設以来毎年選出されている。また、Continental Who’s Whoに労働法、国際法弁護士として名を連ねるほか、Legal News誌の労働法&国際法務のTop Attorney(全弁護士の上位3%)、Corporate Intl Magazine誌のIndiana Labor & Employment Attorney of the YearChambers USAAmerica’s Leading Lawyers for Businessに選出され、The Best Lawyers in America誌のEmployment Lawyer of the Yearには、これまで幾度も選出されている。

 デ・ポー大学卒業。在校時は同大学Beta Theta Piに所属、Little 500自転車レースに参加している。バンダビルト大学ロースクール在校時は、連邦裁判官のインターン、Vanderbilt Law Reviewの編集員を務めた。余暇にはフライフィッシング、サイクリング、3人の子供に野球、ソフトボールをコーチすることなどを楽しんでいる。

 インディアナポリスのコミュニティに対する貢献も高く、インディアナ美術館、インディアナポリス交響楽団、Eiteljorg Museum、アメリカ合衆国自動車クラブをサポートするほか、多くの団体で役員、顧問を務めている。